若手(第二新卒)の転職、思うがままに。

第二新卒で転職した僕(金融→大手人材)。20代の転職や今後のキャリアについて書いていきます。石の上にも三年とか、時代にそぐわないアドバイスが嫌い。依頼頂ければそれに関する記事書きますので、何でもどうぞ。

最近話題の『裁量労働制』って本当にブラックなの?

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こんにちはきちんです。

 

巷で話題の裁量労働制。

ブラックだブラックだ!!

と騒ぎ立てられてますけど、本当に内容を理解されていますか? 

 

先日Twitter(@Kichin_Info)にも記載しましたが、今回はみなし労働時間制度などについて記載してきます。

 

※ただ、私は法律家ではないので、きちんと調べた上で記載をしておりますが、もし万が一誤り等ありましたらご連絡いただけると嬉しいです。また申し訳ありませんが、当記事が誤っていたとしても責任は一切負いかねますのでご了承下さい。

 

本記事で私がお伝えしたいことは、制度について知って頂きたいだけではなく、

しっかりと制度を理解した上で、転職活動に臨んで頂きたいということです。

 

結論、固定残業代制だからといってブラックだという訳ではありません。

 

 目次はこんな感じ。

それでは早速ですが書いていきます。

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みなし労働時間制とは?

みなし労働時間制という制度は、残業時間算定のための時間外計算を行わず、
労働時間を一定時間労働したものとみなす制度です。

人事や給与計算を担当している人の効率化にも繋がっています。

みなし労働時間制には二種類の型があります。

  

事業場外みなし労働時間制


こちらは、外回り営業職等に適用される制度です。
事業所の外に出ている時間が長く、どの程度労働しているのかを判定することが難しい為、あらかじめ、『この職種はこの位の労働時間だよね』と定めます。
そしてその定めた時間分の賃金を支払う制度です。
こちらの制度では原則として、定めた時間を超過した分の残業代の支給の義務はありませんが、明確に事業場内での作業が行われている場合などは支給の義務があります。

 例えば、タイムカード等で勤怠時間を管理されている中で、明らかに勤務地で作業を行っている場合等ですがこれに当てはまります。


固定残業制度

ちらは、企業が『この職種は大体このくらい残業があるだろう』
と考え、残業代を事前に固定額支払う制度です。
こちらについては、企業は、
『何時間分の残業代金が給与に含まれているのか、またその金額は幾らなのか』
を従業員、求職者に明示する義務があります。
また、固定残業時間を超えた場合の残業代を支給する義務があります。

例えば営業職で、30時間の固定残業代を支給している場合は、
30時間を超えた分の残業代を支払う義務がある、ということです。

 


専門業務型裁量労働制

前提として、この制度は国が認めた職種でしか適用できません。
例えば、研究者やコピーライターなどです。
簡単にご説明すると、長く働くことが成果に繋がるとは限らない職種』に適用されることがあります。
こちらの制度は、
X時間分の残業代を事前に支給することが多く、
こちらの制度に関しては残業時間がX時間を超えた分の支給義務はありません。

超過分の支給ないの?ブラックだ!

ということではありません。

例えば、コピーライターさんって、長い時間仕事をしていれば良いコピーが思い浮かびますか?恐らくですが、自分でしっかりと納期を決めて、納得のいくものが出来るまで何度も推敲を繰り返そうではありませんか?

たまには息抜きで、カフェで本を読んだり、長めのコーヒー休憩をとってみたり。 

超過分の支給がないからブラックだとは一概に言えないわけです。


企画業務型裁量労働制

こちらは事業の運営に関する企画や分析の業務など、
業務の性質上その遂行の方法を大幅に労働者の裁量にゆだねる必要がある職種に適用されます。
こちらについても、
長く働けば成果が出るというわけではない職種に適用されます。
こちらの制度も専門業務型裁量労働制と同様、
事前に定められた残業時間を超えた分の残業代の支給義務はありません。

  


制度についての説明は以上です。

こちらを読んだ方は色々な感想を持たれたかと思います。

 

 


『裁量労働制は超過分支給の義務がないからブラックだ』

上記については、支給の義務があるのに、支給していないのは違法ですのですぐに労基署に届け出ましょう。
制度についてしっかりと理解していなくても、何か変だと感じたら誰かに相談しましょう。国は今この辺は厳しく見ているので、ある程度のスピード感を持って対応してくれるでしょう。

 

じゃあ結局ブラック企業ってなんなの?

 また、最近はブラックという言葉がむやみやたらに使われているように感じます。

・年収は低くてもいいから、定時で帰りたい人
・長時間労働をしてでもお金を稼ぎたい人

 

世の中には様々な価値観をもった方がいます。
これらを無視して、自分の考えだけで、友人などが務める企業をブラックと決めつけるのはやめましょう。

 ある人にとってはブラックでも、ある人にとっては優良企業です。
(違法な場合は勿論論外ですが。)

 

固定残業制を適用しているからといってブラックという訳ではありません。
超過分をしっかりと支給していれば何の問題もありません。

 

『ブラック』という曖昧な言葉に騙されないで下さい。

ネットの書き込みなどは、悪い噂などが先行することが常です。

少しでも疑問に思ったらその企業の方に質問してみましょう。
今時、SNSでも何でもすぐに繋がれます。

何の気なしにSNSでどこどこはブラックだ、と書かれた企業について考えてみてください。

どれだけ採用に苦労すると思いますか?

また、実はその企業にとてもマッチしている方が居たとしても、その書き込みを見たことによって応募するのを辞めてしまったら、その方も企業も不幸だと思いませんか?

 

ちょっと視野を広げて考えてみましょう。


以上です。

 

 

少しでも企業選びの際の参考にして頂ければ幸いです。


ありがとうございました。

 

※法案が正式に通ったらまた見解が変わる可能市も大いにありますので、

 それはご認識置き下さい。

 


きちん